以前ホームページを作ったときも今も変わらないのですが、h1テキストというものがあります。これはざっくり言ってしまえばホームページの一番の見出しのようなもの、本で例えると本の名前がサイト名とするならば、h1テキストはサブタイトルになる感じです。
この「h」には1〜6まであり、数字が大きくなるにつれて見出しの順位が下がっていくイメージです。
以前ホームページ制作で勉強した時にもこの重要性は学んでいました。もちろん当時読んでいた書籍にもこのh1テキストの重要性が記載されたページがあったのも覚えております。
にも関わらず、今回ホームページを制作する際に軽んじてしまっていました。
…というより、以前作ったサイトは企業のページであったため、ページはいくつかあったのですが、そこまで1ページごとの記載内容に違いがあったわけではなく、また集客やホームページのアクセス数を増加させる事を目的としたホームページ制作ではなく、会社がちゃんとある証明の意味合いで制作していた節があるので、そこまでSEO対策にこだわってはいませんでした。
言ってしまえば会社名を検索すれば会社のホームページがあることが確認できる程度でよかったため、以前作ったときには会社名等をh1テキストに入れていた気がします。
今回のわたしの失敗は最初にシリウスのマニュアルを読みながらホームページの制作に取り掛かりました。その際にシリウスには「サイト全体の設定」という機能があり、そこですべてのページのh1テキストの設定ができてしまう事に甘えてしまった事です。
一度そこサイト全体の設定を行ってしまえば、エントリーページを追加した時には記入された詳細が出てきてしまうので、エントリーページタイトルを入れてすぐに記事の記載ができることになります。素直にその流れでいくつかのエントリーページを作成してました。
実際のところこれ自体に何か問題があるわけではありません。ただ今回、これが気まずいと思った理由は、「関連ページ」の一覧を見たときでした。
シリウスには自動的に関連ページ一覧を記事に表示させる機能があります。その一覧には記事のタイトルとh1テキストが記載されます。
つまり自分がしてしまった失敗は、h1テキストをすべてのページに統一させてしまっていたために、関連ページの一覧に同じ言葉がいっぱい並んでいる状況になってしまっていました。
さすがにこれば気まずいと思い、すべてのページのh1テキストの修正を行いました。関連ページに同じ言葉が並んでいるのもおかしいですからね。
それにh1テキストを統一することはサイトのSEO対策にはなるかもしれませんが、1つの記事としてのSEO対策には全然ならないという事にも気づきました。
せっかく記事をあげても読んでいただける可能性が低くなってしまうのも悲しいですよね。
話は若干ずれますが、詳細設定の項目にMETAタグの設定ができます。
このMETAタグというのは、ブラウザや検索エンジンなどにサイトの情報を伝える役割を果たしています。以前ホームページを制作していた時にはこのMETAタグというのはかなり重要な役割を担っていて、私は必ず入れなければならないという認識でした。
ですが今はこのMETEタグはあまりSEO対策としては重要視されていないようです。どうやら近年では検索エンジンの技術の進化で、わざわざ検索エンジンに対してMETEタグを用意しなくとも、勝手にサイトの中を見て重要なキーワードなどを判断しているようです。
…という事ですが項目あるし、私は一応入れてしまっているんですけどね。
今回自分が学んだことは下記の3つです。
ちなみに余談ですが、この「h1テキスト」何か制限があるかと思って調べてみました。
結果特に文字数に制限があるわけではなさそうです。
ですが、さすがに「見出し」にもかかわらず本編jの記事より長くなってしまっては恰好が悪いのではないかと個人的には思います。
やはりここはあくまでまとめた代表の分という事もありますし、簡素にまとまっていた方が望ましいです。
ただし「h1テキスト」は基本的には1回の使用にとどめておくべきだと思います。
一番大きな見出しにもかかわらず何度も連発してしまうというのもおかしいですからね。
逆に言ってしまえば「h2〜h6」に関しては回数制限は考えなくてもさほど問題はないと思いますので、もし強調したいものが複数ある場合には「h2テキスト」を利用するのもいいかもしれません。
ただしサイト全体のバランスを考えて使用した方が賢明だとは思います。
また「hテキスト」ばかりに気を取られずにちゃんと本文もしっかり記載することが重要です。
見出しがあればその後には見出しの内容に沿った本文がり、その本文が終わればまた見出しになる。そしてまた本文と繰り返していくのがいいサイトの構成だと思います。