ペンダント作成A

ペンダント作成A

以前作ったものよりも大きめのペンダントトップの制作日記です。

おおきいペンダントトップ制作

以前ネックレスのトップを作成しました。
その時にもっと大きなトップでちゃんとカービングしたものを作成してみようと思い、今回のペンダントのトップの作成をしました。
シルバーアクセサリーでちょっと大きめのトップですとかなり重くなってしまい、かなり肩がこります。その点革で作成すればかなり軽量化できるという目論みもありました。
実際作成したらかなり軽くは仕上えいました。

この写真はトレース、カットが終了した状態の物です。
本当はシェリダンスタイルとかを取り入れてみたかったのですが、ちょっと面積的に厳しかったです。なのであまり複雑化させずにこのような図案にしました。小さいものにカービングするという経験が今まで少なかったんので、シンプルそうなこの図案でもこのときはちゃんと刻印が入るか不安でした。花の部分はそこまで心配はなかったのですが、茎が細めだったのでその辺がやはり心配でした。

 

 

カービングを終えて染色が終わった状態です。
カービングする前に心配していたことが的中でした。図案に対して刻印が大きくて、茎の部分は思った通りにはできませんでした。
ベベラやバックグラウンダーを打つと茎の部分にかかってしまったり、ペアシェーダーやミュールフィットなどは全然はっきりしない感じになってしまって、特にフィニッシュカットがひどかったです。茎が細いせいもあってなかなかうまくカットできず、かなりぎこちない感じになってしまいました。

 

 

裁断してコバ磨きが終わったところです。
真ん中の部分に何か入れようと思って、別途2種類用意してみました。
やっぱりペースト染料って大事ですね。
カービングが終わったときにはパッとしないと思ってましたが、ペースト染料を入れると少し良くなった気がしました。
チェーンの代わりに鹿革の紐を使用して、ビーズを飾り付けて完成になります。

 

 

ちなみにサイズはこのような感じになります。
トップ自体のサイズはおおよそ5cm×8cmになります。
文頭でも買いましたが、重量はかなり軽いです。個人的には長時間つけていてもそんなに疲れないと思います。

 

今回は前回よりも手の込んだネックレスのトップの作成になりました。
細かい部分へのカービングは今の私の実力では少々難しかったです。図案作成の改善や、もっと細かい刻印の入手が必要と思いました。

 

次作成するときには無理に図案を細かくさせずに、入り組んだ図案は避けてようと思います。
そして刻印に関してはバリーキングの刻印を買えば問題解決しそうなので、少々高いですが購入を検討してみます。